ユリ熊嵐
蝶子は、捉えた銀子を排除するための儀式を始める。クマを庇う者は同罪であり、やはり排除すると言う。私はお前を食べるためにヒトの世界に来た、ヒトリカブトの銀子だ! ヒトの敵だ! 吠える銀子を見つめる紅羽。今、すべてがわかった。紅羽は決意を胸に空を仰ぐ。裁きの時が来たのだ。